ネットワークビジネス

「君はどんな夢を持っているの？」

こんにちは、ライターのYakenです。

ネットワークビジネス、それは友人との絆も社会的信用も破壊する代わりに、私利私欲を満たすもの。
そんな偏見を持っている私がついに先日ネットワークビジネスに誘われました！

これは記事のネタにするしかないと脳裏によぎった矢先、Yakenに電流走る。

「この人のネットワークビジネスに対する洗脳を解いた方がネタにならんか？」と。

ということで、今回はネットワークビジネスにハマった友人の洗脳を解くことに成功したので、そちらをご紹介していきます。
もし、大切なご友人が同じような境遇にある方のお力になれれば幸いです！

１．ネットワークビジネスに誘われた経緯

ある日の昼下がりに一件のLINEが。

「Yakenさんお久しぶりです、チーやんです！相談したいことがあるのですがお時間よろしいですか？」

チーやんというのが私を闇の世界へ引き込もうとしてきた張本人。

学生時代から関わりのあるカワイイ2個下の後輩。当然、LINEが来た時点では何も疑いを持っておらず、仕事について相談があると言われたので待ち合わせ場所の新宿のカフェまでノコノコと繰り出す私。

店に入るとチーやんがすでに席についてお待ちかねのご様子。黒髪眼鏡のザ・地味子なチーやんが半年ぶりの再会だからと言って大きく変わっているわけはなく・・・。と、思いきや。

「ん、コンタクトに変えたのか」

「んん、髪色が金髪になってる？幻覚か？」

「んんん、隣にいるお姉さんは誰？？？」

「ああ、仕事のしすぎで疲れているのか！」と思い、まずは席についてご挨拶。

「あ、ど、どうもはじめまして・・・」

うん、誰だよお前。あと、チーやんも変わりすぎ。
席に着くなり早速チーやんからお姉さんのご紹介が。聞くと年収1000万円、自営業でメディアにも出演、尊敬している先輩なんだとか。とにかくこの人すごいんだぞアピールの嵐！

半年ぶりの再会は仕事の相談など一切なく、ここからチーやんとお姉さんの猛攻が始まるのであった。

お姉さんのご活躍歴を拝聴した後に、マルチの勧誘文句の金言でもあるあの質問が。

「君はどんな夢を持っているの？」

で、でたー！本当に言ってくれるのかと感動。そして、このタイミングでマルチだと確信する私。

初めてのマルチ勧誘のためテンション爆上がり。そのため「企業して一発当てたいです！でも、資金がないので中々踏み出せなくて…」と、お姉さんがよだれを垂らして喜びそうな返答をしてみた。

それを聞くやいなや、目を輝かせて「生活を豊かにする日用品を販売する副業やってみない！？」とお誘いが。
お肌がツルツルになるサプリから汚れが落ちやすい歯ブラシの紹介など、1時間以上にも及ぶプレゼンの猛攻…

最初は面白がって聞いていたものの、さすがに1時間も話されると飽きてくる。